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2013年11月27日 (水)

説得する文章力

413q0oz76hl__sl500_aa300_著:副島隆彦 発行:KKベストセラーズ 本体価格:800円

結論。失敗したぁ! でした。正直、購入するまでもなかったですね。パラ見した時にはいいかなぁと思ったんですけど見事にハズレでした。

文章の書き方の基本「最初の一文で魅きつける」「情報を一文に詰め込まない」「冗長性も必要」「推敲・彫琢が一番大切」「繰り返しの技術」「畳みかけの技術」「実感で分かることで人を説得する」など、見出しはかなり参考になりそうです。

しかし! この「推敲・彫琢」が曲者だった。未推敲のまま入校してるらしいぞ、この著者!(←本人は違うと言うかもしれないけど、そう取られる書き方してるんだもん) 

初校が上がった段階でのあの赤入れは、本人が言うように常軌を逸しています。本人が思うのとは異なった意味での常軌を逸しているですけどね。

本来、推敲・彫琢は入稿前に行われるものです。それがされる前に入稿すること自体が常軌を逸しているのですよ、著者さん。

この見出し箇所は、読者を舐めた、上から目線な自分自慢になってますがな。しかも、本の中では、再三「読者のため」とか書いてるから困ったものです。

「読者のため」と言うのなら、推敲した時点でのルビの多様はNG。はっきり言って、読む気が無くなるから。純朴にナイヴテとか、使命感にベルーフとか、教科書にテキスト・ブックとか、中央銀行にセントラル・バンクとか。

(゚Д゚)ウゼェェェ~~~~~!!!!!

日本語として定着しているものは日本語だけにしてくれ! もしくは定着しているカタカナなら、そのままカタカナで表記してくれ!

あと、予定・極力・災い・言葉・闇・認識とかにルビ。金融関係の本らしいものの抜粋文の変額年金保険の変額にルビ(←金融関係者が読めないって有り得なくないか)。読者はこの程度の漢字も読めないって認識ですかね? 

ルビが多いと気にするので、文章自体に混乱してくる。そう、漢字だけ読もうとしても、脳に余計な情報としてルビの画像が混ざるんで、混乱しやすくなるんだってばぁ! 飛ばし読みしますって。

説明が多すぎて、推敲のたびに情報を詰め込んでいて、結果、何が言いたい!! と突っ込むような文章にされていると感じます。別にいらんだろ、ソレ? って追加が多い。

それなのに、他の著者の文章を筆誅するとか、どうなんでしょうか。独りよがりじゃないかしらん。結果としては主観で文章を書いているってことなんでしょうけれども、それを大声で押し付けている感じがします。

あと、情報源の確認が甘いですね。読んでて吹いたのが「風の谷のナウシカ」の王蟲。原作のルビはオーム。著者のルビはオウム。

作品の世界観や内容からは王蟲は「王者」「崇高なもの」といった扱いのため、蟲の王といった意味合いから名付けられていると思われます。

が、この著者、英語の訳だと勝手に解釈していて、虫はワームだから、ナウシカのオウムは間違いと言い切っているのですよ。

(≧▽≦)ブァーハッハッ!

説得力の欠片も無いじゃんか。こんな間違えしておいて。編集者が指摘してないってのが出版社としては問題。大丈夫か、おい。

以上のような内容なので、読書の素人は説得出来るかもしれないですが、普通の本読み以上は説得出来ないですよ。

久々にへっぽこな本を選んでしまったなぁと、ちょいと反省でした。

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