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2013年9月 8日 (日)

キーパーズ

Detail_201308_04著:美奈川護 発行:アスキー・メディアワークス
本体価格:630円

都内にある「碧山動物園」。そこで少年は孤高の獣に恋をした。いや、恋をしたと言っても過言では無い出会いをした。その少年はやがて飼育員として、この動物園で働くことになる。大人になった彼、鳥羽晴樹は悩んでいた。彼を魅了したアムールトラのガイアが老い、その命が尽きる日が近い。ガイアを道標に進んできた自分の道に揺らぎを感じた晴樹は移動願いを提出する。しかし、それは受理されず、ひと月後に改めて気持ちを確認すると言い渡された。そこへ現れた不思議な少女。彼女は動物の言葉が解ると言う。二人の出会いは偶然なのか。一頭の美しい獣を軸に展開されていく物語。

ええ、泣きましたとも、マジで!(←ガイアの崇高さに!) 動物園の飼育員を使った話を書きたくて一時期調べていたこともあって、結構頷きながら読んだ部分も多かったです。

多分、多くの人が悩む事を描いているのですが、それが特殊な飼育員という職業と、ファンタジーな要素である動物と話す事の意味に悩む少女というキャラクターで、エンターテイメント的に書かれているってのが読みやすくて良いです。

モデルが恩賜上野動物園(上野動物園)だったり、旭山動物園やズーラシアがモデルらしい動物園も出てきてビジュアルや距離感が容易に浮かんでかなりリアルに妄想出来たのも楽しかった♪ あ、この3ヶ所は行ったことがあるのですよ(^ω^)

作中のネタに使われている爬虫類の性別に関しては「上手く使ってるなぁ」と思ってしまいました。

あと死んだ動物の献体とか。上野動物園の動物達は死後献体され、解剖後、剥製や標本になったりしてます。で、それらが保存されてるのが国立科学博物館だったりする。そんな事もなにげに書かれていて、上手く補完された作品だなぁとも思いました♪ 

いやぁ、こういう書き方する人って好き!! それにあとがきの「園内を一人でうろうろと徘徊する」に身に覚えがあり、何か親近感が湧きました(←何か違うぞ!)

動物好きな人には勿論ですが、何かにモヤモヤとしている人にもいいかも。

個人的にはお気に入りにしたい作品です(^ω^)

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