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2012年10月14日 (日)

残穢

51ebne5roxl__sl500_aa300_著:小野不由美 発行:新潮社

本体価格:1,600円

『怪談百景』と同時発売になった本です。読む順番は『怪談百景』からの方が良いです。怖さが倍になりますね((((;゚Д゚))))

主人公の作者の元に寄せられた怪異に、作者が興味を持ち、現象を追っていくといった内容。ミステリーのように事象を追っていくうちに、一連の怪異の源が、別の場所から伝播してきたのではないかという疑いを抱く。何かに導かれるようにして怪異の源に近づいていくのだが、あまりにも壮大な流れに、いつしか作者や関係者は怪異を追うことに対し、疑問を抱いていく。といった感じでしょうか? 

「穢れ」は伝播する。その「穢れ」が強い程、怪異は感染する。そして、過去にあった「穢れ」を導き、新たな怪異を呼び起こす。

――怖い((((;゚Д゚)))) 文章は淡々としていて、レポートをまとめてある感じなのですが、背景や描写を読み込むと怖いんですよぉ(T▽T) 流石、小野さん!! 

一番最後の方にある、「穢れ」の源だろう場所を作者たちが訪れた時の現場の描写が、私には怖かった。実際に起きていた怪異に抗った跡が生々しく残されているといった表現。神や仏に縋り、それでも怪異は止まず、ついには同じ怪異を持つ道具に縋った住人の、壮絶な心境が伝わる感じ。

薄ら寒い嫌な感じが残る後味です(T▽T) 

そんな読後に、今、ETVで「永山則夫 100時間の告白~精神鑑定の真実」なんて番組を観てます。これも何だか「穢れ」の連鎖を思い起こす感じです。

この世界は「穢れ」で満ちている。

そう言ってもいい気がする。怪異や犯罪に「穢れ」が関係してるとなると、「穢れ」に疎くなっている今の日本は、あまりいい方向に進まないのかもしれないですね(T▽T)

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