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2011年12月25日 (日)

マボロシの鳥

41apuxv6oil__sl500_aa300_著:太田光  発行:新潮社  

本体価格:1,500円

爆笑問題の太田さんの初小説集です。以前購入した対談の文庫の合間に彼が書いた短編小説が挿入されていて、その時から彼の作品が気に入っていました。図書館のリクエストでようやく読むことが叶いました♪

繊細な感じの作品を書く方です(≧∇≦) しかも結構好みなのだよ、文体とか視点が。この本の中で気に入ったのは「冬の人形」かな。父親の死を受け止める娘の話で、たわいないものではあるのですが、その様子の描写がいいなぁと思います。

父親との確執、娘との関係。自分の想いと父の記憶。それらを短い文章の中でとても綺麗にまとめているといった印象の作品です。こういった作品はストンと胸に落ちる。多分、主人公の女性が自分と年齢が近いというのと、父親に対する複雑な想いというのが自分と被るからだろうな。

一番最後の「地球発…」も良かったです。サン=テグジュペリ『星の王子さま』と宮澤賢治『銀河鉄道の夜』を使ったお話し。これもまた、たわいないんですけど、じんわりと来るものがあります。

ただね、これって爆笑問題の太田光って先入観で読むとダメだと思います。表題作品は彼だって納得する部分がありますが、他は文学青年が書いたって感じの文章です(≧m≦)

個人的には大変好みな文章と視点です♪ 読者を選ぶ感じの部分も強いので、合わない人には辛いかもしれないです。私はこれからも新作を楽しみにしたいと思いますhappy02

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