賢治島探検記
9日の昼の回です。軽快なお芝居でした♪
舞台装置は殆ど無く、中央に幕が一枚。幕裏に小道具が置いてあるようでした。出演者も全て幕裏からの登場。これには理由があって、コンセプトが「路上でもできる芝居」ということで作られたものだからです。だから野外の広い空間を使った演出というのも出来るようになっています。
井の頭公園の野外劇場で想像してみたのですが、とても大きな動きをする舞台になりそうだなぁと感じました。演出考えてみると結構楽しいです♪
舞台のオープニングでは観客席から役者さんが登場。大学のゼミの一環で「賢治島」を探しにやって来たという設定です。賢治島とは宮沢賢治が創作のフィールドとして思いを馳せた場所といった感じなのかな?
私が観たのは「どんぐりと山猫」「セロ弾きのゴーシュ」「銀河鉄道の夜」を扱ったバージョンでした。コミカルなテンポで楽しい芝居でした♪ 芝居の途中で歌に合わせて観客が劇団員の方が作った楽器を鳴らしたり手拍子したりする観客参加型の舞台。楽しんじゃった者勝ちです!!
賢治島は誰の心にも存在する想像の領域を示しているのではないかなと自分は思います。
例えば、目の前にある鉛筆。
その鉛筆は賢治が使ったかもしれない鉛筆。
その鉛筆を使って賢治が「銀河鉄道の夜」を書いたのかもしれない。
時々鉛筆を使って頭を掻いたりしてたのかも(>_<)
そんな想像が働くのはそこに賢治島があるからなのです!! と、いったイメージが、舞台を観終わってからも浮かびます。
舞台はとっても楽しい仕上がりでしたが、観客席が半分くらいしか埋まっていなかったの(´;ω;`)ウウ・・・
だからお願い!! 興味のある人! ハーフプライスチケットなら半額で観れます! 是非観に行ってください!! 詳しくは下記URLをご覧くださいm(_ _)m
http://www.caramelbox.com/stage/kenji2011/index.html
観に行って気に入った方がいらっしゃいましたら、キャラメルボックスさんの他のお芝居も観て下さいね。後悔はしないと思います!
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