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2011年4月 1日 (金)

県庁おもてなし課

県庁おもてなし課 Book 県庁おもてなし課

著者:有川 浩
販売元:角川書店(角川グループパブリッシング)
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先日読みかけですと書いていた有川さんの新刊です。

高知県に発足した「おもてなし課」のグダグダ役人体質の皆さんが、地元出身作家、吉門に県の観光特使を依頼したことを切っ掛けに、段々と民間の知識を吸収し、高知県の観光発展に貢献していくお話し。それをベースに2組の恋愛模様が織り込まれている、何と言うか、とっても有川さんらしい作品です。

主役の掛水(役所職員)の初期の行動が「あ、役所っぽいよ、本当に!」という感じで苦笑いしちゃいました。そうしたら、何と、その遣り取りが実際に有川さんが経験したことでした。わぁ~、マジですか、連絡後放置って(^_^;) 

読んでいて思い出した事があります。実は昔、編集プロダクションでバイトしていた時に、そこが市役所のパンフ制作を依頼されてました。と言っても、最終的には役所がOK出さないと刷れないんですよね。そのデザインがダサいのなんのって! 主張はあやふやだし、見出しはパッとしないし、フルカラーで印刷する程の中身も無い。でも、時間とお金だけは無駄にかけてて、編プロの人も「役所だからね。もう言いなりになっておかないと進まないから」ってな感じでした。しかもほぼ最終の段階で色々言って来るとか、一般進行じゃありえない事も言われたり(^_^;) その段階じゃぁ、余計金が掛るちゅうに! ま、でも支払いだけは他の外注よりも金額が良かったみたいです。流石お役所!(笑)

ラスト付近の吉門氏の突っ込みは、多分みんなが言いたい事だけど口に出さないのかもしれませんね。

恋愛話は主役の掛水とおもてなし課にスカウトされた多紀、吉門と彼の義理で血の繋がりが無い妹の佐和。そこに家族問題として吉門・清遠和政・佐和が絡んできて、その家族問題の原因が、実は清遠の企画を役所が認めず、尚且つ閑職に追いやった事という事だったりするんです(^_^;)

そんな話の展開もいいんですが、キャラクターの行動が魅力ですね。人をぐいぐい引っ張る清遠和政に、温和に見えてしっかりと人を育てる下元。純粋なんだろうなと思われる掛水に、ちょっとひねくれてる吉門にそれを支える担当編集。男性陣カッコイイだろうが! と思わせる布陣なんですよ(笑)これは女性が読んでると楽しい!

男性だったら、主軸の展開の方が面白いのかなぁと感じます。

メインの視点を何処に据えるかで楽しみ方が違う作品だと思います♪

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