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2011年4月12日 (火)

虎と月

 虎と月 虎と月
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このタイトルにピンと来た人はいますか? 学校の教科書に載っていた作品を思い浮かべてください。……教材として使っていない所もあるかもしれませんけれども(^_^;)

この本は中島敦「山月記」をベースにした児童書なのですよ♪ 「山月記」大好き(^-^)

虎になった李徴の息子が14歳になった時の話し。村で起きた騒動がきっかけで李徴の息子は自分が父のように虎になってしまうかもしれないという思いを抱くようになる。彼は虎になった父に会ったという袁傪を訪ねるが、袁傪は政務で都にはおらず、それではと、父が見かけられたという商於の村まで旅することにした。彼はそこで「虎」に出会うことになる。

「虎」というのが、実は別の意味を持つというのがポイント。原作にある李徴の詠んだ漢詩もかなり重要なものとして使われ、「山月記」好きには身悶えする展開です♪

この本を読んだら、李徴が傲慢な男に見えなくなってしまいました(^_^;) 傲慢で尊大なイメージの李徴が好きなので若干複雑な気分です。

単純な親探しの話しでは終わらず、子供向けの作品なのに国政の病理なんかも描いていて、個人的には大好きな部類の展開です。オチも大好きだ!

この作品を書いた人が「ジョーカー・ゲーム」を書いたとは、一瞬思えませんでした。しかし、根底に流れるものは一緒なので、途中からはとてもこの作者らしいといった印象に変わりました。

書いている人の本質は変えられないてことなんですね(>_<)

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