フォト
無料ブログはココログ

趣味ごと色々

« 2月に読んだ本です(2011) | トップページ | 咳が止まらん(T_T) »

2011年3月 3日 (木)

フリーター、家を買う。

フリーター、家を買う。 Book フリーター、家を買う。

著者:有川 浩
販売元:幻冬舎
Amazon.co.jpで詳細を確認する

はい! 昨年、嵐の二宮君が主演でドラマになった作品ですね♪ 原作読むまでドラマが観れん!! と、ひたすら図書館の予約待ちをしておりました。

読み始めると、やはり面白くてあっという間に読了!! 今回はラブコメ要素がないのかなぁと思っていましたが、きっちりと入れてる所が有川さんらしかったです(^_^;)

大学卒業後、入社した会社をすぐに辞め、バイトも長く続かない。就職活動もしたが落ちまくり、荒れていた誠治。そんな誠治を変える出来事が起きた。母が病気になったのだ。それも重い心の病気に。いち早く母の異変に気付いたのは離れて暮らす嫁いだ姉だった。姉の指摘に誠治は自分の不甲斐なさを自覚する。そして父の不甲斐なさも。その時を境に、誠治は考え始める。家族の事、自分の事、これから先の事…… 一人の青年が自分の足場を固めてしっかりと立つまでのお話しです。

とにかく物語の一番初めがキツイ! 何がキツイかって、誠治の姉が父親に言葉を吐き捨てる場面が! ええ、家では似た事を私の為に弟がやってくれましたわ(^_^;) などと痛い事を書く。別に母が病んだ訳ではなく、母と離婚した父が酔った時に私の会社や自宅に電話を掛けてくるのに辟易してたのを愚痴ったからなんだけど。だからあの姉が台詞を吐き捨てた時の心理は解かり過ぎるほどに解かります。子供が親に持つ、腹立たしさ・恥ずかしさ・詐情けなさ・悔しさなどが入り混じったどうしようもない苛立つ気持ちが、吐き気がするほど痛かったです。この本の頭の部分は、絶対読みかえしたくないと思ったくらい嫌(-"-) そして、そんな経験があるので、誠治の姿を見て「同性なら許せるだろうけど、異性だと許せん!」とか思ってしまいました。のっけから嫌な感想で済みません(T_T)

そこを過ぎてしまえば、後は普通に読めました。展開も面白いし、キャラクターも良い。ラブ要素はこれでもか! という入れっぷり! 

有川さんの書く男女って、どうしてこんなにツボつくかな! っていうくらいの盛り上げっぷりです。あ、別にいちゃいちゃしてるって訳でも、告白してお付き合いって展開になってるんでもないんですが、物凄くときめくシーンを作ってるんです。女の子(っつっても26歳か!)がカワイイ~♪ そして、何気に気を使ってる主人公が堪らなく素敵です。

捨て猫でこんな展開になるなんて!! ああ、そうだよね、そんな気の使い方に気付いたらクラってくるよね!! と思います。そして、そんな気の使い方を気付かれたら、しかも泣きながらそれを言われちゃったら、その子が気になるよね!! ああ、この流れの作り方、巧い!! 有川さん巧過ぎ!! などと、読んでて悶えました、私(^_^;)

描き下ろしの物語も、そんな二人を外から見てるって展開のお話しで、見ていて歯がゆいというか、焦れるというか、不器用カップル(じゃないんだけど、両想いだろ、お前ら! って見える)を何とかしてくれ! と本当に何て言うか、うき~~!!! となるんです。それが面白いんですね♪ 

最初の部分を除けば、読みかえしたい作品です。ただ、鬱経験のある方が読む場合は微妙かなぁ。これも経験してると痛い部分があるので。

図書館に返却する前にラスト近辺はもう一度読み返そう♪

« 2月に読んだ本です(2011) | トップページ | 咳が止まらん(T_T) »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1200941/39092090

この記事へのトラックバック一覧です: フリーター、家を買う。:

« 2月に読んだ本です(2011) | トップページ | 咳が止まらん(T_T) »