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2011年2月 3日 (木)

モルフェウスの領域

モルフェウスの領域 Book モルフェウスの領域

著者:海堂 尊
販売元:角川書店(角川グループパブリッシング)
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海堂ワールドの新刊です。何とコールド・スリープものだ!! わぁ、この人は何て私の好みな設定を書いてくれるんだろうと思うくらいに相性が良い作家さんです。検死や人工授精や救急、それから体制批判。ピンポイントでツボ突かれまくりですc(>ω<)ゞ 次辺りは地方医療にも焦点当てて下さいなと思ってます♪

『スリーパー』未来医学探求センターは人口羊水の中で眠る唯一人の為に稼働していた。その人物のメンテナンスの為に雇われた涼子は、眠る彼を眠りをつかさどる神の名『モルフェウス』と読んでいた。網膜芽腫の治療薬が開発されるのを待つ為に眠りを選んだ少年。多分、最初で最後の『スリーパー』であろう少年を見守るうちに、涼子は彼が目覚めた後の現実が、彼を消すしかない世界である事に気づき、彼を守ろうと奔走する。母性と恋情が混ざった想いで少年を見つめる一人の女性の物語。

海堂作品を続けて読んでいる読者には、馴染みの方々が大勢顔を出しているので、あちこちでつい顔がにやけるという感じです。でも、今までの作品と同じようなイメージで読むと「わけわかりません!!」ってなるかも。読書メーターの感想でもイマイチって感想が多かったんですが、個人的には海堂作品の中でも上位。SFとして読んだら別に難しいって訳でもなかったです。逆にSFと意識したら甘いじゃん!ってなるかも。本格SFが苦手な自分は丁度良い漢字で読めました。

でも主人公が少年に恋心を抱く部分が解せない。だって、9~14歳まで眠る様子を観察・メンテナンスしてたんだよ。母性本能が芽生えるなら納得するけど、その年の子供には恋しないと思うのだ。これが14~19歳ってのなら納得も出来るのに。……もともと、作品群の中に生じてしまった年数の辻褄合わせだったんで仕方が無いんですが、それでもちょっと恋心は無いんじゃなだろうかと思ってしまいます。

ネタばれになりますが、目覚めた少年を待つようにして、涼子が凍眠(コールド・スリープ)に入るって展開。どこかでこの設定って読んだ記憶があるんですが、それが何なのか思い出せないのが気持ち悪い! 漫画か小説家だけでも思い出せると良いのに。誰か知ってたら教えてくれぇ(T_T) といった心境です。

そういや、キャラメルさんの次の公演って『夏への扉』はコールド・スリープものだっけ? 大昔に読んだはずだけど記憶に残って無いし。よ、読まなきゃ!

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