フォト
無料ブログはココログ

趣味ごと色々

« 口伝え伝承について | トップページ | のべぷろ »

2009年12月19日 (土)

シアター!

 「劇団キャラメル・ボックス」好き、「ガラスの仮面」好き、もちろん「有川浩」好きという私には、作者のインタビュー記事の段階で「確実にハマるじゃん!」宣言出来る作品でした。読んで宣言通りの結果に(笑) しかも役者ではなく制作に焦点を当てるとは! 裏方現場の話しが好きだし興味もあるので、まさにツボ!

シアター! (メディアワークス文庫) Book シアター! (メディアワークス文庫)

著者:有川 浩
販売元:アスキー・メディアワークス
Amazon.co.jpで詳細を確認する

マイナーメジャー劇団シアターフラッグの主宰:春川巧が、兄の司に泣きついてきたところから話は始まる。劇団が解散の危に瀕しているという。羽田千歳というプロ声優が新入団者として入ったのを契機に、方針転換を打ち出した結果、半数もの団員が辞め、立替ていた赤字300万円程の返済を迫られたとのこと。困った時の兄頼みと、今回も泣きついた巧に、司は条件付きで金を貸すことを承諾する。かくして集った劇団メンバーに金を借りるという返答を出させたうえで、司は条件を突き付けた。「2年以内に劇団の収益のみで300万円を完済出来なければ劇団を解散すること」サークル気分が抜けない団員達の尻を叩きながら、司は債権者として当然のように劇団の運営に携わることになっていく…という流れになっております。

いやぁ、楽しいですね。物作りの現場って。文化祭とか同人誌作りとか思い出しちゃいます…って、規模が違うから一緒にするなって、突っ込み頂きそうな台詞ですね(笑)

司兄ちゃんが理想のタイプに近いぞ。厳しいけど甘えさせ上手っぽいところが。有川さんって男性の書き方が巧い。乙女好みのタイプを心得ていらっしゃる。私の司兄ちゃんお気に入りシーン№1は、舞台小道具の紛失事件でバタバタしながら札束を作っている場面。何だかんだと言いつつも、結局手伝ってしまう世話焼き気質の人間って大好きなので、ガチで好みです!

この話で出てくる場所が府中だったり西荻窪だったり荻窪だったりするんですが… 「図書館戦争」の時もそうでしたが、東京方面舞台の作品って、何で過去・現在の生活圏が舞台になるんだぁ! というくらい地理イメージばっちりな場所しか出て来ません。私、行動範囲はあまり広くないんですが、何故だぁ! 「図書館戦争」だと吉祥寺図書館とか、本で書店名は書かれていませんが、多分、新宿三丁目近くの紀伊國屋書店とか。移動経路丸わかり。今回だと春川家は古い一軒家だったら府中公園周辺かなぁとか、巧が住んでたアパートは西荻窪から徒歩15分の風呂ナシアパートだから、私が前に住んでた東京女子大周辺じゃないかなぁとか。銭湯も近いし(笑) あ、でもあの辺りへ移動するにはタクシーだと大変かも! とかなってました。メチャ妄想しやす過ぎ。

そして、シアターフラッグ…ちょっと「キャラメル・ボックス」を連想する動きだったりします。制作さんは司兄ほど厳しくないはず…ですが、劇団の一番のファンなのは一緒。司と違うのはファンを公言してるって部分ですね。しかも照れないで全力で。拠点も作中と近い場所ですし。(あ、団員さんにサインとかはやってませんよ。出待ちも禁止です)この作品は途中までキャラメルの役者さんで当て読みをしていました。私の巧は畑中さんです! 司は岡田さんを当て、秦泉寺が筒井さん、翼が佐東さんかなぁ。女性陣は牧子さんが岡内さんか大森さんか…ってな感じ。作品と劇団を知ってる人は当て読みして笑ってください。結構ハマること請け合い。

しかし、偶然ながら怖いくらいピースが嵌りますね。有川作品シンクロ率たけぇ! これ以上地理感ある場所が出てきたら、ある意味怖いです(笑)

« 口伝え伝承について | トップページ | のべぷろ »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1200941/32659239

この記事へのトラックバック一覧です: シアター!:

« 口伝え伝承について | トップページ | のべぷろ »