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2009年10月17日 (土)

カフェ・コッペリア

カフェ・コッペリア Book カフェ・コッペリア

著者:菅 浩江
販売元:早川書房
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短編集です。この人は長編よりも短編の方が良いです♪7つの作品群は、好みの理系ネタを使ってあってかなり楽しかったです。

「カフェ・コッペリア」
AIは恋愛を獲得できるのかというのがテーマかな。バージョン・アップをしてしまって、恋をしてしまった人格が消えてしまい、かえって人間味を損なってしまうのが良かったです。昔からあるテーマですが、結構好きなんですよね、このテーマ。ロボットは心を持てるのかとか。すんごい好きです。

「モモコの日記」
バイオス・フィアの話。子供である実験参加者のカウンセラーが主役。この子供が子供の癖に子供ではない、政治的な考えで行動する子供で、カウンセラーがその子供の本質に気付いて心を痛めるといったような内容。バイオス・フィアってところがいいなぁ。生存圏実験って今やってるのか? 確か中止とかなんとかという記事はあったような… といううろ覚えの記憶。

「リラランラリビアン」
音の並びでケサランパサラン? と思ったら、それを元に名付けましたと本文に。白粉を入れた箱で飼うというケサラン・パサランは世話しなくて楽だなぁというフワフワ不思議生物(幻獣)ですが、リラランラビアンは生き物。どうやら兎の品種らしいですが、これが可愛い~!! 毛が中空糸で匂いを吸着させるって設定が好き。

「エクステ効果」
これは小道具として使われる人口毛の接着剤がキー。意外な展開でした。視点が女性らしいなぁ。という話。ビューティー・サロンが舞台ですが、これは心を癒やすという事に重点が置かれています。ここの出てくる男性スタッフのイメージがDAIGOでした(笑)しゃべり方とかビジュアルが、自分の中ですんなりと配役されて笑いました。普段こんなに現実の人間がイメージに浮かぶという事はないのでかなりの珍事。

「言葉のない海」
人間のキメラの話。遺伝子を3人分持つ人がいるという現実の出来事を元ネタにしたものです。人口受精の際に夫婦+もう一人の細胞質を使用したら、そしてその同じ細胞質を持った2人が恋をしたらどうなるのか…
このネタが個人的にも「こんな話が作りたい!」と思ってることがあったりしたので、興味深く読みました。…恋愛物は趣味じゃないなぁと思ったりした。

「笑い袋」
家族の話。あまり家族に干渉し過ぎないように暮らしてきた老人を、少し家族と関わらせるように導く小道具類が面白かったです。

「千鳥の道行」
確かこの方、日本舞踊がお上手だったかと。それを活かした作品になってます。しかし、個人的にはあまり魅かれるところがなかったかも。

ということで久々に小説の感想なんか書いてみました。

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