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2009年9月26日 (土)

トーマの心臓

トーマの心臓 Lost heart for Thoma (ダヴィンチブックス) トーマの心臓 Lost heart for Thoma (ダヴィンチブックス)

著者:森博嗣/萩尾望都(原作)
販売元:メディアファクトリー
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済みません! 原作読んでません! ということで、作品自体は初めて触れるのがこの小説。作品紹介は各種メディアでは見知ってるのにね。原作未読のお陰でキャラクターのビジュアル・イメージが途中までユーリとオスカー反対でした。ファンの方には申し訳ない!

全寮制の男子校が舞台。トーマの死を切欠に若者達が思い悩む日々を描いた物語。学生の頃の頑なな、それでいて純粋、繊細な心理の移りが良いですね。オスカー、ユーリ、エーリクの年齢の違った3人がメイン。少しずつ自分の内部と葛藤しながら成長して行く様が、森氏らしくサラッと流れるように文章化されていて、爽やかっぽいけど何か胸に刺さるような痛さがありました。いやぁ、予想以上に良かったです。

舞台が日本で、どうも第一次大戦前ですか? といった感じを受けたんですが、どうでしょうか。電車に関して話している場面があり「鉄道で大陸へ行ける」という表現があったので。

オスカーは本名ですが、他の名前は本名ではなく渾名という設定。これだけはちょっと…力技? と思いました。頭の中では萩尾氏の外国風絵柄&街並みイメージで展開している物語に、いきなり日本だという表現が入って来ると脳内映像が乱れまくって結構笑えました。

原作も近々読んでみたいなぁと思いました。萩尾氏は「ポーの一族」が強烈だったなぁ。あと「銀の三角」と「マージナル」くらいかな…読んだ記憶があるのは。あ、最近「残酷な神が支配する」に手を出したんでした。
読むと疲れたと思うくらいに作品世界に重みがあるので、読む時は体力が必要だと経験上思ったりしてます(笑)

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