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趣味ごと色々

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2009年7月

2009年7月22日 (水)

ブラックバード

世田谷パブリックシアター 出演:内野聖陽 伊藤歩 観劇日7月18日

15年前、12歳の少女を抱いて刑務所へ入った男(当時40歳)の元へ、大人になったその時の少女が突然現れる。当時の男の気持ちを確かめるように、彼女は男を追い詰めて行き、男は当時の事を話し始める…といった話です。基本的に2人芝居。基本的というのは、最後のオチに関係があるので内緒です。

初の「生」内野さんでしたheart02 TVで観る度に雰囲気がかなり違うという役者さんなので、とても楽しみにしていました。さ~て、今回はどんな感じかしらん…と客席へ。

…ヘタレなおっさんでした。ピシッとパリッとしてるとイイ男なんですが、ヨレヨレの格好とちょい猫背気味な姿勢が見事なおっさんっぷり。(褒めてます!)うろたえどもる姿も情け無さが漂い、巧い人だなぁと益々好きになりました。「エリザベート」観とけば良かった。(ミュージカルなので山口祐一郎のトートを2回にしちゃったんだよね。山口さん歌声が絶品なんだもん)

お相手の伊藤さんは「芝居してます」という感じ。ちょっとマニュアル芝居っぽい(劇団四季の新人役者さんみたいな感じ)のが痛いかな。朴璐美さんで観たかった!(「レインマン」が良かったので。声優で少年役も巧いですし。合うと思うんだよね、こういう役)

伊藤さんは台詞の言い間違えを丁寧に言い直してしまうので失敗が目立ってしまう感じ。真面目なんだろうなぁ。

内野さんは失敗したのかどもったのか判らないように誤魔化してるっぽい所がありましたね。でも、演技でやったのか、ミスったのか判らなかったです。

全体では、凄い面白かったです!  役者さんの力量は前記の感想ですが、それは置いておいて…脚本が巧いんですよぉ! 物販に脚本が掲載されてたものがあり…買っちゃいました。脚本はあまり売られていないので、あったことがラッキーでした。

芝居好きな人にはお薦めです。後半の話の持って行き方や最後のどんでん返し。個人的には観終わった時に凄いと素直に思ってしまう仕上がりになってました。役者さんも後半が良いです。(過去に酔ってる感じがいいですね)女性の執念、超コワ! とか思いますし。

劇場の造りも好き。駅からも近いですし。三軒茶屋なので昼の公演後、周辺をブラブラして帰るのも楽しそうですしね。次回は夜ではなく昼に何かを観に行こう! と思いました。

2009年7月15日 (水)

ザ・万歩計

万城目学著 産業編集センター

エッセイ集です。軽くて読みやすいですが、所どころマニアックな感じも否めません。ホーミーって書かれても… 多分普通は解らんな。かと言って、注とかあっても嫌だし。あとは世代的にはわかる人とわからない人が出やすい話題があるなぁとか。まあ、面白いですが。

「ねねの話」これは妹さんが拾ってきた猫の話。猫好きには切ないなぁというエッセイ。
「木曜五限 地理公民」は大ウケしました。真面目な人の思わず笑っちゃう話。
「篤史 My Love」知る人ぞ知るTV番組『渡辺篤史の建もの探訪』♪ど~んなに、小さな声でも♪と小田和正の歌声(歌詞に自信はありません!)を思い出す休日の朝の番組。その番組の渡辺篤史のマネをしようとして失敗した作者の体験談。
「藪の中」は家族で見た、とてもこの世に存在しないだろうという鳥の話。

「藪の中」のエッセイで思い出したのが小学校のころの2つの体験。

1つは母と近所のおばさん方と一緒に見た「巨大な飛行物体」が、オレンジの光と煙を上げながら、夕空の中、ゆっくりと近くの山へ落ちて行く場面。絶対ニュースになる事件だねと話していたのに、全くニュースにならなかったのが不思議なくらいに派手な墜落っぷりだった。飛行機? 大ニュースになるよなぁ。人工衛星? それならあんな民家のある辺りに落ちれば話題になるよなぁ… んじゃぁUFO? 謎です。

もう1つは低学年の肝試し時に見たもの。4人くらいで肝試しを終えて家に帰る時、墓地の近くだったかなぁ、神社の近くだったかなぁ、オレンジ色のでっかい球体がふわふわ浮いてて、何だろうと見てたらいきなり消えた。これは不思議なだけで、全く怖くなかった。後年、オカルト系の本で同じような球体が写っている白黒写真を見て「ああ、これだ!」と思ったんだよね。謎の光球とかあった。そのまんまじゃん! 

まぁ、誰でも1つや2つくらい、そんな出会いもありましょうぞ。小さい頃のことなので、これは最も記憶に鮮やかな『不思議』なものです。歳を重ねるとそういったものの数も増えて、イマイチ新鮮味は無かったりして。

例えば高速バスで見たUFOとかね。Z字にササッと移動されたり、いきなり消えて別の場所に出るのを見たりすると、UFOと思うんですが、そんなのを3・4回も見てれば「案外多いよね」となります。(←見てる方がちょっと変だろ! と自分でも思いますけれど。うちは皆、UFOとかヤバげなモノを見てたりするし。私は偶然好きなものに当たる確率が高い。TVのチャンネル回したら好きな人が出てたり、興味のある番組がやってたりはしょっちゅうなので、便利って言えば便利だ。家系か?)

ということで、万城目さんの子供の頃のあの感覚は自分も同感な部分が多いです。自分で脚色してるかも? と考えますが、自分の中ではそれはもう現実なので。不安に思っても、絶対現実だったという気持ちが強いから、なかったかもとは思えないですね。

話が大きく逸れましたが、本は息抜きという気持ちで軽く読めるものでした。

2009年7月11日 (土)

ブリジンガー

クリストファー・パオリーニ著 ヴィレッジブックス

ドラゴンライダーシリーズ第3弾。初めは自費出版で出された本ですが、今や映画化もされたという作品。映画は全くお薦め出来ませんが、原作は無茶苦茶面白いですよ!

偶然に見付けたドラゴンの卵により、最後の自由なドラゴンライダーとなったエラゴンが主人公。生まれたばかりのドラゴンと共に、帝国の支配者ガルバトリックスを倒すために、戦士として成長していく姿を描いています。

ここからは思いっきりネタばれ感想というか、ミーハ―な絶叫というか… とにかく嬉しかったので書きたい! っていう暴走文です。

この作品で一番好きなブロムが再登場。しかもエラゴンの父だったという事実が判明。1弾目のエラゴンでは絶対父親だろうと当たりを付けていたのに、2弾目のエルデストでは裏切り者のドラゴンライダー、モーザンの息子と書かれていて「嘘だろう!」と凹んでたところへ、この真実! いいなぁ、この演出方法。エラゴン同様「すとんと納得がいった」という気分になりました。

前記の「家なき子」のビタリスのように、教え導き死んで逝く老人キャラが好きらしいです。しかも最後に溢れんばかりの愛情表現があったりしたら、もうメロメロです。大抵それまではひた隠しにして、クールに振舞ってたりするのってのがまた良い。そして過去に秘密を持っている。これはポイント大。ブロムはしっかりそれを満たしてますね。モロツボだ。

サフィラ(エラゴンのドラゴン)に遺言を残して、それが師ではなく父としての言葉… 泣ける。話しに入り込み過ぎて、気分はすっかりエラゴンでした。電車で目を潤ませるのはイカンよなぁ、やっぱ。

本来はこの3弾で終了とあったんですが、構想が膨らんで4弾で終了に変更されたようです。もう少しこの世界が続くのが嬉しいですね。

2009年7月 9日 (木)

エクトール・マロー原作の…

なんてったって「家なき子」。アニメ版が大好きです。しかも古い方。出崎統監督! 死ぬほど好きなんですよ~! 原作も凄い好きですが、アニメは本当に大好き! ようやく全話入手で出来そうです! ケーブルTVで再放映が入ったからね。ビデオ・ダビング分はテープボロボロだったんで、ひと安心♪

この話は、ビタリスが良い! 最期のシーンなんて何回観ても大泣きしますから。「フランダースの犬」(こっちは原作が好き。日本の初訳を今度読んでみたいです。パトラッシュ=ぶち だしね)なんて甘いぞ! と言ってしまうくらい。

ちなみに新の方はレミが女の子。ビタリスは頼り無さげで、お師匠と慕えないだろうといった絵面だったので、はなから見ませんでしたが。

同じマロー原作の「家なき娘」も好きです。アニメではペリーヌ物語でした。これがまた泣けるんだ。自分の下で働いていた娘が実の孫とはっきり証明された時の祖父の台詞が良いんですぅ~! 役者さん巧すぎだよ! 最近のアニメではああいう渋い感じの老人役が出来る人(しかも自然な演技)っていないかも。作品も名作よりはエンタメ系やコミック原作だもんね。名作ものは読書の切欠としては最適なんだけどなぁ。

あ、最近では岩窟王(モンテクリスト伯)が一応名作ベースの大人向けSFアニメだったか。伯爵の声が不思議な響きで良かったですが、原作の方が良いんだよなぁ。何故わざわざSF? コスチューム物で売れば良いのにと思いました。この作品ベースでは、内野聖陽さんの舞台が惚れぼれする程良かったです。TVで観たけど、かぶり付き状態でした。途中からだったから録画出来なかったんだよなぁ…

小学校の時に好きな本は大人になって読み返しても面白いです。覚えてたら読み返してみることをお薦めします。子供の頃とは違う、周りの大人の立場で読むとかなり新鮮に感じますよ。

2009年7月 5日 (日)

Sherlock Homes pub

八王子にあるお店。名前が気になったので入りました。2階の天井にはドラマのホームズのパネルがありましたよん。

Imag0065 店内はこんな様子。写真曲がってますが、そこは大目に見てください。英国のパブって感じでしょ。

ランチのキーマ.カレーを食べたんですが…失敗したぁ。イマイチ。香辛料が好みの味付けではなかったので(´・ω・`)ショボーン

居心地はものすごく良いです。つい、古本屋で仕入れたばかりのバイロンの詩集を読んだりしちゃいました。

古き良き英国って気分。

2009年7月 4日 (土)

この度はご愁傷様です

宮本福助 講談社モーニングKC

坂上徳造が死んだ。享年78歳。彼の残した遺言は「遺産分配はダーツで決めろ」であった。しかも手作りの回転式ダーツ的まで弁護士に預けていた。生き方が破天荒ならば、遺言も破天荒。残された3人の子供と1人の孫は、死んでからも徳造に振り回されるという、ドタバタ・コメディ作品。タイトルの湿っぽさなど全く感じられないような内容です。 

本屋で見かけるたびに散々悩んではやめ、悩んではやめを繰り返し、結局はレンタル。

想像を遥かに上回り過ぎる面白さでした。腹痛すぎ!(笑い過ぎて)巧いなぁ。この面白さなら同じ作家の「拝み屋横丁顛末記」も笑えそう。こちらも気になってたんですが、10巻くらいあったので、悩んでたんでした。読むぞ!

読書メーター

ひょんなことから見つけたところです。読んだ本の記録ができます。しかも冊数や平均値、総ページ数なんかも表示される! コメント書かなくても読んだ本のチェックが出来るので、本当に便利!

というわけで、ここに感想を書かない本まで整理できる優れものです。表紙の画像や、同じ本を読んだ人の感想一覧とかも見れるんですよ。管理も楽々♪

読書傾向バレバレページになりますね。マンガてんこもりになるな。

本の場にアドレス入れてみたので、見学に行ってやってくださいませ。

2009年7月 3日 (金)

宇宙兄弟

近所に出来た「TUTAYA」にはコミックレンタルがあります。漫画好きにはたまりません! 何故なら、既刊で巻数のあるものを買わずにチェックを入れ、面白いかじっくりと吟味出来るから。なので、1巻のみを何冊か借りて読み試ししてみました。

気になってたタイトルから普段は買わないであろうレーベルまで。新発見ありでなかなかです。で、今回は「宇宙兄弟」(講談社モーニングKC)の感想を。

小さい時に宇宙飛行士を目指すことを夢見た兄弟の話。弟の日々人は夢を叶え、もうじき月へ旅立つ頃、兄の六太は弟を貶した上司に頭突きを喰らわせ会社を首になっていた。そんな日々の中、JAXAから新規宇宙飛行士の書類審査に通過したとの知らせが届く。六太に内緒で弟が母に頼み、こっそり履歴書を送っていたのだ。しかし、弟に抱いてしまったコンプレックスのために試験が始まっても自信が持てず…といった始まり。この始まりからして面白いなぁと思いました。

細かい部分では、六太が4巻で話しの通じる相手がいたと実感するシーン。解るよぉぉぉ~! しかもマニアックな話しというネタで宇宙空間でも生きられる可能性が高いクマムシが出るあたり…マニア過ぎじゃん! (と突っ込み入れる自分もどうだか)ドゥーガル・ディクソンの本をネタにしてる話しとかツボ突かれまくりの巻です。この巻でツボ突かれまくりって… 私って本当に一般的な趣味を持ってないかも。

この本に関しては続き気になるので結局買いました。

…ためし読みして面白いので買ってしまった本が一体何冊になるんだろうか… 逆にお金が掛かってる気がしなくもないです。

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