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2009年6月23日 (火)

真面目な子どもの犯罪心理学~なぜ、「評判のよい子」が人を殺すのか

加藤諦三著 宝島社(宝島SUGOI)文庫

よく「あんな良い子が何でこんな犯罪を犯したのか解らない」と言いますが、その都度、「解らないってなんだよ!」とか思ってました。自分は限度を超えたら、確実にそっち側の人になってたからという自覚があるからです。

良い子は仮面なので、辛いんじゃい! というのが、一般と言われる人には理解が出来ないみたいですね。しかも大抵、仮面が1枚や2枚じゃなかったりする。おかげで小学校の高学年から不整脈・酷い胃炎・ストレス性の頭痛とかしょっちゅうだったなぁ。しかもそれを隠すので、余計酷くなるという…悪循環でした。体調が限界までいっちゃうんだよね。温厚なフリとか本当に疲れる! (この文章、カミングアウトしてるなぁ)

人のいない時間帯に自宅で物に当たる(投げる・破く・殴る)のがしょっちゅうという時期もあったし、「こんな時に人刺したりしたらスッキリするのかなぁ」とか、ぼんやり思ってるのに気付いて愕然としたりなんてね。いやぁ、今のところ、事件を起こさず過ごせてます。

危うく自分を消しそうになるのも怖いですよね。仕事が原因で鬱になった時、本気でヤバかったので、病院へ駆け込んだこともあるしなぁ。でも、案外多いですよね、こういう人?(う~ん、どうなんでしょう?)

で、前置が長くなりましたが、この本はどうなんだろうと手に取ってみたんですが… 痛いですね、正直。自分を客観的に見るために、心理学・犯罪心理学関係の書籍も幾つか読んで、ある程度の原因を自覚しているのに痛い。原因が100%改善出来ないからなんですけれどもね。それでも読むというあたり、Mかなぁと思ったりして。

本の内容は適正な時期に適正な充足感に持って行かないと、大人になって不安定な人格になりますよ的なもの。痛い部分を再認識させられて今ちょっと凹み気味… きつかった当時に比べれば、今は遥かに楽に生きてますけどね。

読んで心理的に参ってしまう人もいるだろう本なので、人と付き合う時に本来の自分を隠す癖がある人はちょっとキツイんではないかなと思います。

基本的に著者が意識しているように、想像力の働かない人が読む本ですね。でも、そういう人はこの本を手に取らなそうですが。

文中、文献紹介が括弧付でページまで書いてあるんですが、それが結構うっとうしかったです。同じ本が何度も出てくるから余計にそう思う。

ルビ出しして最後に一覧入れてもらう方が読みやすいけど、編集は面倒になるな… と読者と編集の両方の立場で考えてしまいました。

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