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2009年5月17日 (日)

新世界より 

著:貴志祐介 講談社

長いです。上下巻。とっかかりが悪く、始めはあまり読み進められませんでした。テンポが掴めなかったのと、文体かなぁ。説明臭いからイライラするというか。後半の為には仕方ないけれど、そこまで長くなくても良いでしょうという上巻。途中で飽きも出て、2週間かかった。キャラクターも自分の中で動かず辛かったです。動き出したら読み進みは加速。下巻は3日でした。

呪力(超能力。主にPKと言われる念動力)を持つ人々が暮らす未来の日本が舞台。神栖66町の倫理委員会議長(町のトップ)の早季という女性の半生の手記として語られる、町での呪力を持った人々と、人間並みの知能を持った使役動物バケネズミとの記録。あらすじをこれ以上書くとかなりなネタバレになるので控えます。

世間で結構話題でベストセラー入りもしてましたが、割と漫画やジュブナイル小説で有りがちなネタかなぁ。途中「地球へ…(竹宮恵子)?」とか思った所もあり、騒がれる程でも無いよねといった感じ。落ちも予想内。バケネズミが出てくる辺りから大体見当着くし。ホラー映画の落ち。まぁ、ホラー小説の人だしね。しかし、 売れてる理由がイマイチわかりませんでした。

主役サイドに感情移入は出来ないし、別に怖いとかも思わなかったし、ふ~ん程度という感想なので、そんなに進めるといった感じにもなれないかな。飽きたなぁといった近辺で性的描写というのが結構あざといかなぁという気がしなくもないです。別にシーン書かなくても流しゃぁいいじゃんという状況なんだもん。

キャラクターは人よりバケネズミの奇狼丸と野狐丸が好きです。人は乾さん以外は好きになれなかったです。(脇キャラ過ぎ)主役級は本当にダメでしたね。まあ、ある意味彼らは人とは言い難いので、これは作者の意図で書かれてると考えてもいいかな。

結果、可もなく不可もなくと言ったところです。個人的にキャラ萌えしづらい作品であることは確か。

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